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ぼらブログ

経済って何だろう 景気が悪いってどう言う事?その1

投稿日時:2010/05/14(金) 13:41

◎経済ってよく訳がわからない。政治家や経済評論家があれこれテレビで
さも自信ありげに自分の意見を主張しているけれど、人によって言う事が
違うし、何回もうそだったとあとでわかった。
一体どれを私達庶民は信じたらいいのか?
言う事とする事が違う事も多いが、それは問題外として、せめて騙されな
いで、一体誰の言う事が正しいのか、一体何が正しいのかわかりたい。
庶民が正しい選択が出来る様になるには、一体どうすればいいので
しょうか?
私は小泉首相や竹中平蔵氏にすっかりだまされました。それでもまだ
懲りずにのこのこテレビに出てきて自己の正当性を主張しているのを見
ると、まったく悲しくなります。
彼らだけではないのでしょう。私達しろうとの普通の庶民が、もう二度とだ
まされないで、正しい選択が出来る為には、一体どうすればいいので
しょう。難しい経済理論をもっと勉強しろと庶民に要求するのでしょうか?
それとも君達は、わからん馬鹿なのだから、私達専門家にまかせなさ
いとでもいうのでしょうか?どうして専門家ですら、まるで意見が違い、
そしてうまく運営出来ないのでしょうか?経済や政治を。
彼らは、本当に課題を果たす気があるのでしょうか?
それとも専門家は馬鹿かそれとも誠実さが足りないのでしょうか?
細かい事は私達庶民にはわかりません。しかし、とにかく、経済をもっと
正しく運営してもらう為に、私達庶民がもっと専門家達の嘘や過ちを
見抜く為の、重要なポイントの様なものはあるはずです。
私はただの庶民です。私は経済の専門家でも政治の専門家でもあり
ません。しかし、専門家すらこのていたらくなのだから、自分達で
自分達を守る以外に、私達に残された手段はありません。
だから、勉強しながら、一緒に自分の頭で考えて行きたい
と思います。
◎まず最初に、景気が悪いとは一体どういう事なのでしょうか?
経済において、大事な課題は、ただ2つ、必要な経済物資をよく生産
する事、そして、それを必要な所へ分配する事、しかありません。
良き生産と、良き分配、これだけに専念すればいいはずです。
景気が悪いというのは、必要な所へ分配されないという事です。
だから、唯一の景気対策とは、必要な所へ必要なものを分配する事
です。
そこから一度頭を冷やして、じゃどうすればいいのか?をゼロから
考え直す必要があります。
そうすれば、何が正しい事なのかが、誰にでもわかるはずです。
よく経済専門家や政治家が、やれインフレだ、デフレだ、金利引き
上げだ、引き下げだ、財源がない、やれ増税だ、減税だ、やれ
景気対策だと、騒いで居ますが、そんな事は本当はどうでも良い事
あるいは枝葉の事です。そんな小細工だけではごまかしです。
経済の2つの課題、それ以外の事はいっさいする必要がありません。
ただ良き生産をしよう、良き分配をしよう、とだけすればいいのです。
それを望まない人間と余計な理屈をかばうから、話がややこしく
なっているだけなのです。
◎そこに貨幣がからんでくるから、ややこしくなるだけなのです。
しかも、人間の労働と分配を結び付けて、人間の労働まで商品
にしてしまったから、余計ややこしくなっているだけなのです。
分配をする時には、良き分配をする事だけ考えれば良いのです。
分配する時に、労働を持ち出すからおかしくなるのです。
労働する時には、収入の事を心配せずに、良き労働をする事だけ
考えればいいのです。
その相矛盾する2つを結び付ける必要性など断じてありません。
賃労働によって、労働と分配(収入)を結び付けようとするから、
おかしくなっているのです。
景気が悪いとは、必要な所へ必要なものがうまく分配されないと
いう事ですから、ただそうしようとすればいいのです。
余計な他のことをする必要などありません。
そうする人は、何かそれ以外のものをかばおうとしているだけなのです。
だからベーシックインカム(無条件の分かち合い)だけが唯一の正しい
富の分配法なのです。そう言ったからと言って、賃労働のすべてを
否定する訳ではありませんが、それは、もっとぜいたくしたい人の為の
特別報酬労働など、あくまで補助的な存在でなければなりません。
●貨幣は全人格的な判断による生産と、全人格的な判断による分配に、
仕える為にのみ補助的役割に徹しなければなりません。もし、貨幣制度
が人間を苦しめ困らせる様な事があれば、人間のするべき事はただ一つ、
その様な貨幣の使い方をただちにやめるという事だけなのです。
無条件に、全人格的に良き労働をしようとする事、
全人格的に分配しより良く分かち合おうとする事、
経済の為にそれ以外の事をする必要と義務のある人など誰一人
として居ないのです。
それが分かれば、借金から人生や労働を始めなければならない
今日の社会がいかに理に合わない無駄な事であるかがわかる
のです。
その様な観点に立てば、すべての今日の経済理論や政策の本性
が見えて来るはずなのです。
この様な観点に立って、次回から、もっと色々な事、今日の経済と
政治を見て行きたく思います。

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